スタッフブログ「スタッフ浦山のブログ」

配信

シャッター後付け

今回は、私自身がご案内したお客様とのやり取りで結構多い、シャッター後付けの意外な落とし穴についてお話します。

 

◆建売住宅、シャッターは付いていないことも

最近の建売住宅では、建物の原価を抑えるために、全ての窓にシャッターが付いていない物件も珍しくありません。

「必要なら後から付ければいいかな」と思われる方も多いのですが、実はこれが落とし穴になることがあります。

 

 

◆実際にあったお客様のケース

先日ご案内した建売住宅では、2階の掃き出し窓にシャッターが付いていませんでした。
ご内覧いただいたお客様は、防犯面を気にされて「後付けでシャッターを設置したい」とご希望されました。

ところが、窓の上部にほとんど余白がなく、シャッターBOXを取り付けるスペースが確保できないことが判明。
結局、シャッターの後付けは断念し、防犯フィルムを窓に貼るという別の対策を取られました。

 

◆シャッター後付けができない理由

シャッターを後付けするには、窓の上に少なくとも20cm前後のスペースが必要です(シャッターの種類やメーカーによりますが、電動の場合はさらに大きなスペースが必要なことも)。
建売住宅の中には、庇(ひさし)や軒の構造上、そのスペースが取れない設計のものもあります。

 

 

◆購入前に確認しておきたいポイント

・1階の大きな窓(掃き出し窓)にシャッターが標準装備かどうか
・後付けの際、窓上の余白が十分あるか(見学時に営業担当や施工会社に確認)
・防犯・防災の観点から必要な設備や対策を事前に検討

 

 

◆後付けが難しい場合の代替案
・防犯フィルム(防犯ガラスと同等の性能を持つ製品もあります)
・窓用補助錠やセンサー
・面格子の設置
・防犯カメラ・センサーライトの活用

 

 

◆まとめ

「必要なら後からシャッターを付ければいい」という考えは間違いではありません。
ただ、設計上後付けが難しいことがあるという点をぜひ知っておいていただきたいと思います。
住宅購入時は設備や仕様だけでなく、「後からできると思っていたことが本当にできるか」を確認することが大切です。

価値住宅では、こうした細かな部分も含めてお客様の不安や疑問にしっかりお応えし、安心してお住まいを選んでいただけるようサポートしています。
ご相談だけでも大歓迎ですので、どうぞお気軽にお声がけください。

 

ブログ執筆者

浦山 真

浦山 真うらやま しん

お住まいは探しは、人生最大のお買い物。

始めは楽しみが、購入前には不安が、と様々なお気持ちが行き交います。

こんなお住まいが欲しい!
子供達が喜ぶ顔がみたいな!
自分達の理想のお住まいはあるかな?
この予算でお住まいは購入できるのかな?
この物件でいいのかな?
ローンの支払いは大丈夫かな?

そんな時は、いつでもご相談に乗らせていただきます!

接客業で培ったスキルを活かして、お客様がご安心、ご納得されるまで、とことんお話しに付き合わせていただきます!

「メリットだけではなく、デメリットもちゃんと説明する」「楽しい」「安心」「お待たせしない」を常に肝に銘じて、お客様のお住まい探しのサポートをしております。

お住まい探しは是非、私にお任せ下さい!!