ウッドショック

木材不足。。。

 今回で３回目。

・1990年代以降、アメリカで絶滅危惧種のフクロウ保護のため森林伐採の規制が進んだとき。

・リーマンショックが起きる直前に好景気でボンボン住宅が建った時。

 

今回はコロナの影響でリモートワークが増えたことにより、新築需要、リノベーション需要が日本でももちろん、海外でも高まってきていたことにより、木材不足に発展しました。

 

特にアメリカではコロナ禍の経済対策として金融緩和を講じ、住宅が購入しやすい状況になっており、郊外でお家を建てたり、リノベーションする人が増えてるようです。。

あとは中国。

お得意の資金力で木材をかき集めているそうで。。

 

それに伴って、木材不足、木材を運ぶコンテナが不足。。

建築の見通しがたたなかったり、建築価格が高くなってしまうなどの事態に陥ってきました。

 

国内で販売している建売の大多数が輸入材。

昔からいつかは上記の現象が起きるのではと、木材業界では言われてたみたいですが、コロナの影響で突如現実に。

 

これを受けて業者によっては新規の仕入れをストップしていたり、確保している木材をうまくやりくりさせてるために、分散して販売をかけたりするところも出てきました。

 

需要と供給のバランスがまったく取れていないため、しばらくは物件価格が下がる！ことはなさそうですね。。

むしろ高くなるかも。。 

我々、業者もどうにかなるだろう！など楽観的に考えていられない状況に陥ってしまったので、具体的に対策を講じないといけません。