コラム

掲載

マイホーム購入。固定資産税とは??

マイホームを購入するときには、物件価格や住宅ローンの金利に目がいってしまいます。忘れがちなのが「固定資産税」と「都市計画税」です。この2つの税金は通称で「固都税」と呼ばれています。マイホームを購入すると毎年税金を納めることになります。

 

固定資産税とは?

土地や建物など固定資産を所有していると、その固定資産がある市町村に税金を納めなければなりません。これを「固定資産税」と呼びます。

固定資産税はその年の11日現在に所有している者に対して課税されます。固定資産税は土地や建物を所有している間、毎年課税されることになります。納税方法は1年分一括支払いまたは年4回(4月、7月、11月、2月)の支払いとなります。

 

 

都市計画税とは??

都市計画税は、都市計画方による「市街化区域内」にある土地と建物が対象となります。したがって、市街化調整区域や都市計画区域外の土地や建物は対象外となります。所有しているすべてが対象ではありませんので固定資産税とは異なります。

 

都市計画税が課税される地域の不動産を所有している場合は、固定資産税と一緒に請求されます。

 

 

 

マイホームを購入。買った年の固定資産税の支払いはどうする??

前述の通り、固定資産税及び都市計画税はその年の11日の所有者に1年分が請求されます。ただ、マイホーム購入は11日ということはほとんどありません。しかしこれでは、実質的に売主側が買主の分の固定資産税及び都市計画税を負担していることになります。そこで、実務上はマイホーム引き渡しの際に、引き渡し以降から1231日分の固定資産税及び都市計画税を日割り計算で算出し売主から買主に請求します。

 

マイホーム、購入する前に固定資産税を確認しましょう。

マイホームを所有するということは、固定清算税及び都市計画税を毎年支払わなければなりません。あらかじめ住宅ローンの返済計画に組み込んでおくことが重要です。買いホームを購入する際にはあらかじめその不動産の固定資産税がどのくらいかかるのか事前に不動産会社に確認しておきましょう。