国が住宅の省エネ性能を光熱費で表示する手法を検討

どうやら、国が住宅等の省エネ性能を光熱費換算した表示を検討しているそうです。

資料の冒頭によると、

『今般、パリ協定の CO2 削減目標の達成に向けて、消費者の省エネ性能に対する関心を高めてい く観点から、住まい探しにおいて多くの消費者がアクセスする住宅情報提供サイト等において、 省エ ネ性能を実費換算した「光熱費換算値」の表示について、様々な観点から検討することを目的とし て、有識者からなる「住宅の省エネ性能の光熱費表示検討委員会」を開催します。』

とのこと。

将来的には住宅情報サイトにこのような感じで表示されるようになるかもしれません。

今まではこだわりのある人しか気にしていなかった省エネルギー性について、簡単に比較できるものさしができることになります。

この数値がわかると、どんないいことがあるのか？

今まで家を買うときに、月々の住宅ローンのことは皆さんあたりまえに考えますよね。

でも、住んだあとにかかる光熱費が年間いくらかかるか考えて住んでいる人。

そんなにいないですよね。

それが、事前にローンと光熱費をセットで考えることが出来て、費用計算が容易に。

いわゆるランニングコストってやつですね。

これって、どこかできいた話だと思いませんか？

そう、車の性能表示です！

車を買う場合は本体価格だけでなく、燃費をみて購入検討する人が多いと思います。

維持費だったりエコだったり。

遠くない将来、住宅もそんな風に検討する時代が来るかもしれません。