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2025年5月度 首都圏中古住宅市場の概況

先日、不動産業者が利用しているシステムから、首都圏における2025年5月度の不動産流通市場の動向が公開されました。

 

簡単に内容をチェックしていきましょう!

 

〇中古マンション

成約㎡単価は61カ月連続上昇。成約件数は増加傾向が続き、在庫件数の減少が続いている

・成約件数は7カ月連続で増加

・在庫件数は13カ月連続で減少するも、減少率は縮小傾向

 

首都圏の中古マンション市場は、変わらず価格の上昇傾向で売買も活発なようです。

ただ、成約㎡単価をエリア別で詳しく分けてみると

東京都区部 61か月連続上昇

・多摩エリア 2か月ぶりに上昇

・横浜と川崎市 4か月連続下落

・他の神奈川エリア 6か月連続下落

・埼玉県 2か月ぶりに下落

・千葉県 3か月ぶりに上昇

 

このように、首都圏全体の成約㎡単価が上昇しているわけではなく、

実態しては東京都区部(特に都心エリア)が価格上昇をけん引しており、区部以外のエリアは上昇や下落を繰り返している状態です。

以前から言われておりますが、不動産価格は上昇を続けているわけではなく、

一部エリアを除いて既に頭打ちの時期を迎えているようです。

 

ちなみに、中古戸建住宅についてはマンションのように、東京都区部の価格は連続上昇しておらず、

2か月ぶりの上昇となりました。

首都圏の東京都区部以外のエリアは、ほぼ横ばいのエリアもありますが、連続で下落しているようです。

 

お客様に物件をご紹介している立場の実感として、

確かに4LDKの物件をマンションと戸建てそれぞれでご提案させていただくにしても、

マンションの方が購入費用としてはかなり高いと感じます。

 

市場の動向をチェックしながら、売買のタイミングや物件を検討していきたいですね。

 

 

 

 

ブログ執筆者

山下 大輝

山下 大輝やました だいき

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