スタッフブログ「スタッフ山下のブログ」
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公園の防災施設めぐり

先日、城北中央公園に愛犬(ポメプーのゴロちゃん)と散歩にいってきたのですが、ただの散歩ではなく、
防災施設めぐりをしてきました。
城北中央公園は、東京都板橋区から練馬区にかけて広がる都立公園です。
城北地区最大の総合公園で、運動場・テニス場などのスポーツ施設があるのは皆様ご存知かと思いますが、実は災害時に区民の皆様を守る防災機能を数多く備えています。
公園内の防災施設をめぐってきましたので、ご紹介させていただきます。
公園に到着するなり、早速ドッグランに入りたがるゴロちゃん。
今日は防災施設をチェックする日だから、ドッグランでは遊びませんよ!
(本当は、ドッグラン利用は毎年登録更新する必要があるのですが、今年はまだやってないだけです。ごめんね。)
〇かまどベンチ
野球場や、競技場横の休憩スペースには、災害時に都民が利用できる「かまどベンチ」があります。その名のとおり、「かまど」と「ベンチ」の機能を兼ね備えたもので、天板となる座席部分を外すと炊き出しに利用できます。
過去に公園で開催された「防災フェア」では、かまどベンチで調理した焼きそばが配布されたそうです。
天板部分は重いようで、大人二人で運ぶのが良いらしいですね。
〇マンホールトイレ
ミモザ広場には、マンホールトイレが24穴用意されています。トイレ用のマンホールの上にテントや便座を組み立て、災害時の仮設トイレとするものです。
区では便座及びテントを公園内に備蓄しており、災害時に区職員等がトイレの組み立てを行います。
〇競技場
陸上競技場は、有事の際にはヘリポートとして活用されます。
ちなみに、東京都は板橋区と合同で総合防災訓練を実施しており、地域を支える自主防災組織や消防団、警察・消防・自衛隊等の各防災機関が連携した救出救助訓練が行われます。
令和6年は台風の影響で中止になったそうですが、次回は開催できるといいですね。
〇防災用照明灯・防災井戸ポンプ
敷地内のいたるところには、防災用照明灯が備え付けられております。蓄電池と太陽光発電パネルのおかげで、電力供給がなくても災害時の不安な夜を明るく照らしてくれます。
太陽光発電のことは、城北中央公園管理事務所の方にお伺いして確認しました。いつもありがとうございます♪
公園内には防災用の井戸ポンプも設置されています。
※災害時に特に必要なグッズの一種として水があげられますが、井戸があっても飲用水は用意しておきましょう。農林水産省や東京消防庁のガイドラインによると、飲用水は調理に必要な分を含めると一人1日3リットルを目安に、3日分の用意が必要になるそうです。
公園内には他にも様々な防災施設があります。
また、公園横には調節池の建築が進んでいますね。
一期工事は2025年度の完成を予定しているようで、運用が始まれば石神井川が流れる地域を大雨による水害から守ることが期待されます。
皆さんも、「防災」目線で近所の公園をお散歩してみてはいかがでしょうか?
ブログ執筆者

山下 大輝やました だいき
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