スタッフブログ「スタッフ石井のブログ」
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未来の暮らし

前回のブログは昔の話をしましたが、今回は未来のお話をさせてください。
先日、関西・大阪万博に行ってきました。
当日は20万人越えの大混雑日で、猛暑の中大行列に並んでやっとパビリオンに入れるような状況。
私は事前に行きたいパビリオンを4つ(PASONA・アメリカ館・未来の都市・ヘルスケア館)に絞って行ったのですが、
PASONA館とアメリカ館は大行列で当日予約も埋まってしまいました。
お土産館も大行列。レストランも席が埋まって大混雑・・・。
いやー。なかなか大変でした・・・。
そんな中行けた「未来の都市」と「大阪ヘルスケア」パビリオンで見てきた”未来の暮らし”を、少しだけご紹介させてください。
まずは、未来型入浴装置「ミライ人間洗濯機」です。
開発したのは、顔に油性ペンで落書きしてファインバブルシャワーで綺麗に消えるCMでおなじみの、SCIENCE(サイエンス)。
座るだけでお湯につかれて汚れも落ちて、さらに入浴中の身体データを分析し、音楽や映像まで流してくれる
お湯はファインバブル粒子がたくさん入っているので、界面活性剤(シャンプーなど)がいらないそうです!
蓋がしまったら、たぶんこんな感じなんでしょう。
何年後に実現するかはわかりませんが、「ユニットバス」という概念が無くなるかもしれませんね。
次は「未来との会話」
右から順に、
・「住宅に備え付けられているホームAIが、ドラえもんみたいに家の中を動き回っている感じ」
・「家の中に医療AIがあり、人の体調を管理。ベッドや床からも体温、体重を検知できるようになる。異常を感知したら医師に連絡が行き、オンラインで診てもらう。必要であればトイドローンが飛んで、いつでもレントゲンスキャンができる」
・「街の交差点に信号が無く、顔がついてる黒いAI柱が交差点の様子を観察。歩行者が通る時だけ信号が赤になる」
と、自分が目で見た印象はこんな感じでした。
<これからの新築住宅に、備え付けホームAIが完備されるようになるのは何年後なのでしょうか?>
そんなことを考えさせられるブースでした。
あと写真がヘタクソでわかりずらくごめんなさい。
本当はこんな感じで、3Dキューブで投影されていました。
引用:https://www.expo2025-futurecity.jp/assets/pdf/creator_common01.pdf
ここからは住宅関係ではないのですが、ワクワクしたのでご紹介させてください。
見てくださいこれ!超かっこよくないですか?
バイクで有名なKAWASAKIが開発した、新カテゴリーのパーソナルモビリティ「CORLEO」です
人を運ぶロボットなのですが、タイヤはなく足4脚スタイル。
タイヤでは難しい崖や雪道(悪路)も、4脚なら楽々行けちゃうよ。という感じですね!
超かっこいい(笑)最近でたポケモンに似ている気がするけど、気のせいでしょうか・・・。
燃料はこれからの時代メインになる「水素エネルギー」です。
https://www.khi.co.jp/expo2025/
こちらは、農業のあらゆる作業を完全無人で実現する「汎用プラットフォームロボット」
これ1台で 耕す・植える・刈る(採る)・運ぶ ができるそうです!
これから農家さんが少なくなるといわれているので、これは大変助かるロボットですね。
私の横で、元農家さんと思われる車椅子の方が熱心に話を聞いているのを見て、何よりも身近な問題で、何よりも早く実現して欲しいと感じました。
地球と人にやさしい、未来の“食と農業”の研究所 Kubota Germination Lab | 株式会社クボタ
上記2つは水素で動くロボット。
こちらは、その水素を製造・貯蔵・運搬するグリーン水素生産・供給船「ウインドハンター(Wind Hunter)」
海風で船が動き、海水(H₂O)を電気分解して水素(O₂)を作り、残った酸素(H₂)は自然に戻るという。
何だか少し難しいですが、この船で無尽蔵に水素を作る事ができるみたいです!これで資源不足も解決でしょうか。
WIND HUNTER(ウインドハンター) グリーン水素生産船・供給船 | サービス | 商船三井(MOL) Solutions
長くなってしまいましたが、
まだまだご紹介できてないものもたくさんありますが、ここまでにしておきます。
今回見たものが世の中で使われるようになった時、私たちは何歳になっているか分かりませんが(泣)
今までの住宅供給とこれからの住宅供給の在り方を考えさせられる、とても良いきっかけになりました!
ブログ執筆者
