公示地価2022

毎年のことですが、

この時期になると公示地価が発表されます。

引用：日経新聞

 

上がった、下がった

ということがニュースになるので

不動産に興味がなくとも、

見聞きする言葉だと思います。

 

個人的に少し気になったのが

「都心商業地の下落」

です。

 

都心も近郊も総じて商業地が下がっている

という状況だと、コロナ禍の影響かと思うのですが、

都心だけが下がっていて、近郊が上がっています。

 

公示地価は必ずしも実勢価格を反映したものではありませんが、

商業地は収益還元法でも評価されていると思いますので、

コロナ禍によるテナント状況の悪化が

公示地価に反映されたと推測できます。

逆に住宅地は実勢価格の上昇が反映されて上がっているのかなと思います。

 

しかし、それだと近郊の商業地も下がっていないとおかしい。

 

上野あたりが下がっているのは

花見が無いことや動物園や美術館がしまっていたことで

人流が細った影響なのかとも考えられますが、、、

 

ベースは堅調なような気もしますが、

今年の不動産価格については注視していきたいと思います。

 

ちなみに、多摩地区など都心に比べて割安感のあるエリアが

密かに注目されて、大幅に上昇しています。

在宅ワークの増えた方などは、少し郊外も検討してみてはいかがでしょうか。