とうとうきました法改正

今年の4月から、アスベストに関する法令が改正されるのをご存知でしょうか？

弊社では2年ほど前からこの点については着目しており、

以前より専門業者に研修をしていただくなど、知識を深めています。

 

アスベストは、危険性によって、レベル１（吹付け石綿）、レベル２（石綿含有の断熱材・保温材・耐火被覆材）、レベル３（その他の石綿含有成形版等）の３つに分類されます。

改正前は、このうち、レベル１とレベル２のみを規制対象としてきました。

レベル３は規制対象とはしてこなかったのです。

ところが、今回の法改正によって、レベル３も追加されます。

解体工事の発注後、アスベストが含まれているかどうかを事前に調査する義務があるのですが、

当然、レベル１・２は調査義務があります。

そこに改正後は、レベル３の調査が追加されました。

 

これ、気をつけなければいけないことがあります。

今まで、解体を依頼する個人の方は、アスベストの問題をあまり気にしてこなかったと思います。

でも、これからは発注者にも責任が及ぶことになります。

 

ということは、今までは安ければどこでも良い、というわけにはいかなくなるということです。

「でも、アスベストなんてかなり古い家しか出ないでしょ？」

そう思う方も多いと思いますが、実は築20年くらいでも出てくるケースが少なく有りません。

 

しかしこの調査、新たな資格が必要だそうです。

そこでこれ

今年のゴールデンウイークはアスベストの勉強で終わりそうです笑