スタッフブログ「スタッフ山本のブログ」
配信
住宅ローン減税の計算は複雑化するのか?
2021年度税制改正で検討する
住宅ローン減税の見直しについて日経新聞で取り上げられました。
こういった報道をされるということは、
もう殆ど決まっていることなのだと思います。
以前のブログでも書きましたが、
対象が40平米まで広がるのは、個人的にはいい話だと思います。
年収制限もセットで付きますが、それは仕方ありません。
これから不動産会社として複雑になるのは、現在部分です。
今までは一定以上の物件金額、年収だったら
「10年間で400万円税金が控除されます!」
といえたのが、変わってきます。
今後は借入残高の1%か、
実際に支払った金利分の少ない方しか控除されません。
例えば、4980万円の物件の場合
今までは初年度40万円でした。
しかし来年度からは、金利0.775で考えるとこんな感じで
利息が約38万円なので、38万円までの控除しか受けられません。
こうなってくると、お客様によってはこう聞かれるはず。
「結局、この物件を買ったらいくら住宅ローン減税があるんですか?」
この答え、しっかり準備しておかないと大変かも...
ブログ執筆者
山本 雅人やまもと まさと
家を買う人、売る人、それぞれにストーリーがあります。
住宅営業を通して様々なストーリーに触れ、時には笑い、時には挫折し、10年以上を過ごしました。
宅建士をはじめFPや既存住宅・リノベーション系の資格を保有し、少しでも最善に近い提案をできるように心がけてきました。
最近ではそれらの経験を活かし、業界の方をお手伝いすることも。
お客様が安心して不動産をご購入・ご売却できるように、誠心誠意ご対応いたします。